カフェとセカンドハンドとシェア暮らし

ヘルシンキ在住。居心地のいいカフェとヴィンテージが癒し。フィンガール2人とシェア暮らし。

部屋にお守りを

 

ここしばらく、暇をみつけては、天井から下げる冬の飾りをつくっていました。

これです。

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友人によると、フィンランドの「ヒンメリ」、日本で最近流行っているらしいです。

知らぬ間に流行にのっているとは、流行とは威力あるものですね〜

 

見た感じ同じですが、でもヒンメリではなく、ラトビアの「プズリ(プズリス)」です。

古くから、冬至祭を主に冬の間飾られて来た安寧のお守り。

 

ラトビアの地方ではこんな大作を見つけました。

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以前ラトビアに住んでいるときに友人から作り方をならいました。

これがそのとき作ったわたしの第一号です。

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壊れやすいので日本に持って帰れず、大家さんに処分されてしまっただろうプズリ・・

 

何度もまた作りたいな、と思いながら、材料がどこで手に入るのかわからなかったのと、繰り返しの引っ越しで余裕がなかったので、先送りになっていました。

 

今の部屋に来てから絶対作ろうと決め、「近所の海辺に生えている植物が使えるのでは、今度刈りにいこう!」と密かに狙っていたのですが、

たまたま入った手芸屋さんであっさりと材料が手に入りました。

 

仕上げにラトビア文様の太陽(saule)のオーナメントを付けてみました。

長い暗い冬の間、わたしだけの太陽です。

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単純作業の繰り返し、少しずつ形になっていく様子、自分の手で何か生み出す事。

とっても心が落ち着く時間でした。

 

ベッドに寝転んで天井を見上げると、風があるわけではないのに、プズリがしずかに、ゆーっくりと、回っています。

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この部屋ではいつも安らぎが得られますように。

 

 

シナモンロール記念日

 

昨日ようやく、初めて、シナモンロール=フィンランド語で 'korvapuusti'(コルヴァプースティ)を手作りしました。

 

学校でFOOD & CULTUREという素晴らしい授業があって。

毎週違う国・文化の料理を教わりながら、実際に作ってみんなで食べるというものです。

 

昨日の授業は your own food culture.

自分の国のレシピをひとつ紹介して、他のクラスメートがそのレシピを作るというもの。

 

フィンランド人のクラスメートがコルヴァプースティのレシピにするといったので、チャンス!とばかりに立候補しました。

ホームメイド、焼きたてが一番美味しいと言われつづけて2年。

ようやく味わえる日が・・

 

行程の写真を撮るのを忘れましたが、思ったより簡単。

生地にはカルダモンとバターとシナモン、たっぷり目にいれました。

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人数分作ろうと思ったらミニサイズになってしまった。

 

焼けた焼けた。

ちょっと外側がカリカリな、わたし好みのコルヴァプースティだ〜。

小さけいど。

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この形がフィンランドのシナモンロール。

korvaは耳、puustiは平手打ち。

ビンタされたような耳、に見えますか?

 

味見と称してほんとに焼きたてのアッツアツをひとつ。

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うーんおいしい。

Cafe Delivoのコルバプースティにも、この焼きたてなら負けないかも、なんて。

小さいけど。

yukicafekitchen.hatenablog.com

 

昨日のテーブルはこんな感じ。

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真ん中はラップランドの、トナカイとマッシュドポテト。

横のボールがジョージア発祥らしい、PKHALI。

手前はイタリアの、PARMIGIANA DI MELANZANE

左はウクライナ発祥の、VARENIKI。

その奥はフィリピンの、春巻き。

右端は韓国の、プルコギ。

他にもキッシュ、スパニッシュオムレツ、デザート2種がありました。

 

わたしは何を紹介したかというと、

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お好み焼き。なんだかタパスっぽく盛られてます。

ロシア人の子が作ってくれ、とても美味しくできてました。

 

この授業のあとはいつもおなかいーーーーっぱい。

少し多めに歩いて帰ります。

 

 

 

イスとバスケット

 

この前久しぶりに day-off があったので、ヘルシンキのセンターから少し離れたところにある、ずっと行きたかったセカンドハンドショップへ。

 

フィンランドはセカンドハンド天国だと思います。

老若男女、セカンドハンドが大好き。

街にセカンドハンドショップ(多くがチャリティー目的)がたくさん、フリーマーケットも頻繁に(夏は毎週末)あります。

わたしも暇さえあればお気に入りのショップを覗いてます。

 

お店に入った瞬間にワクワクします。

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キッチン用品もいろいろ。

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春になったら自転車も見に来よう。

他にも一階には古本とソファーや机などの家具が、二階には古着がおいてます。

 

今回の目的は、ランプと、イスと、洗濯物を入れるバスケット。

 

イスはゴミ捨て場から見つけたこれをイス代わりにしてましたが、若干高すぎる。

イスとしてよりも、朝ごはんを食べるときのベッドのサイドテーブルとして活躍中。

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いろいろ迷ったけれど、いい感じに使い込まれたシンプルな木製のものにしました、7ユーロ。

バスケットも丁度いいものを発見。3ユーロ。

ランプも良さそうなものがあったけれど、持ちきれないので次回。

 

こんな感じでメトロ&バスでお家に運びます。

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このイスに座っちゃおうかなと何度も考えましたが、やめときました。

 

残るはランプ・・・

ベッドの横に置いて、寝る前にベッド本とか読んで、ランプをぱっと消して寝たい。

電気を消すためにいちいち起き上がらなくていい日々が楽しみです。

 

 

思い出の引き出しとクリスマスツリー

 

ヘルシンキはここ一週間ですっかり冬景色です。

雪が毎日降ります。

街や海辺を歩くにも、何よりおうちでゆっくりするのも最高です。

ということで、最近は自分の部屋を居心地良くしようとがんばってます。

 

9月始めに引っ越したときは空っぽだったお部屋。

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引っ越しの5日後に同僚からベッドとシーツをもらい、1週間後に違う同僚から掛け布団を借り、1ヶ月後に友人から机と枕をもらい、ゴミ置き場からイスにできそうなハシゴ兼スツールを拾ってきて、最低限機能していたのでした。

 

次にわたしの部屋にやってきたのはdrawer(引き出しというのでしょうか)。

10月中旬に、個人がセカンドハンドを売り買いするfacebookグループで見て一目惚れ。

すぐさまポストした人に連絡して、お家に見に行くことに。

 

お家に行くと、60〜70歳くらいの女性が迎えてくれました。

その引き出しは、彼女が20代で一人暮らしを始めるときに初めて買った家具で、それ以来彼女の人生に常にあったもの。

今度引っ越すお家は今よりも小さいから、手放す事にしたのよ、大事に使ってくれる人に売りたいわ、と話していました。

実物は思っていた通りとても素敵で、そして彼女と話してたらなんだか運命のような気がして。

大事にするね、と購入させてもらいました。

 

わたしがそれから2週間ほど日本に帰っていた関係で、引き取りに再度彼女を訪ねたのはちょうど一週間前。

お引っ越しの日で、お家はがらーんとしていました。

「引き出しの上に置くと、とっても素敵だと思うのよ!」と言って、大きな鏡と枝・花瓶のセットをついでにくれました。

ひとりでどうにか持って帰るつもりが、引っ越しを手伝っていた彼女の友人が車で運んでくれ、お礼に日本で買ったお菓子とお茶をプレゼントしました。

あなたが働くカフェにいつか行くわね!と2人して言ってくれました。

 

その引き出しは、まるでもともとわたしの部屋にあったかのようにぴったり。

心が暖まる人との出会いも合わさって、わたしにとっても、思いがもうたくさん詰まった引き出しです。

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枝にリガで購入したヴィンテージのガラス製オーナメントを飾りました。

ヘルシンキの骨董品屋さんで買ったクリスタルガラスも。

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今年のクリスマスツリー、完成。

写真をとって彼女におくりました。

 

 

こちらは冬です

 

去年の夏の終わりにヘルシンキを発つことにして、1年と2ヶ月。

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ヘルシンキに住んでいます。

 

同じ学校に通い、同じカフェで働く日々を過ごしてます。

わたしの中のほうでは怒濤のような1年が過ぎましたが、

ぱっと見変わったことといえば、住んでるところが変わったことと、シングルになったことくらい。

 

上の写真は今住んでいるところのご近所。

1月にヘルシンキに戻ってきてから引っ越し3回を経て、9月から住み始めたsweet homeです。

同い年、シングル、working studentのフィンランド人の女の子2人とのシェア暮らしになりました。

今一番わたしの頭を占めているのは、いかに自分の部屋を居心地よくするか、です。

 

美しい秋が過ぎて、ヘルシンキには長い長い冬がやってきました。

なんともワクワクする季節です。

のんびりと、日々のことを書いていこうかなと思っています。