カフェとセカンドハンドとシェア暮らし

ヘルシンキ在住。居心地のいいカフェとヴィンテージが癒し。フィンガール2人とシェア暮らし。

ポルチーニ茸のスープと、シエナという街

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今年の6月にイタリアへ旅行しました。

前半はイタリアアルプスのトレッキング、後半はレンタカーで小さい街巡り。

 

Siena(シエナ)というトスカーナ地方にある街で、小さなトラットリア(大衆向けレストラン)に入った時のこと。

ちょうどポルチーニのシーズンが始まったのよ〜と歌うようにお姉さんに言われ、せっかく旬ならと、採れたてポルチーニ茸のフリッターを注文。

 

めちゃくちゃシンプル、というかそのままな見た目。

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口にした瞬間、!!

2人してあの香りと、フリッターにしてあるからか、さっくりした歯ごたえに魅了されました。

 

すっかりポルチーニの虜になってしまい、旅行から唯一買って帰ったのは、100グラム入りの乾燥ポルチーニ茸。

 

半分は、前にヌークシオでキャンプしたとき、森の恵みは森で!と張り切って、ポルチーニ茸のリゾットを作ったのでした。

 

・・・小さいストーブでリゾットを作ろうとするものではありません。

一点集中で火が入るので、お米がなかなか柔らかくならない上、鍋底が焦げる始末。

悲しすぎることに、ほぼ焦げの味しかしませんでした。

あーあ、せっかくのポルチーニが、もったいないことを涙。

 

残りの半分で何を作ろう。

リゾットに再挑戦する勇気はでず、きっと旨味が十分味わえるはずとスープにしました。

 

参考にしたのはこちら。

www.101cookbooks.com

 

ポルチーニさんを熱湯で戻します。

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そうそう、この香り!

シャロットとジャガイモはオリーブオイルで炒めて、にんにくは後入れ。

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フレッシュなローズマリー、とレシピにあったのですが、高かったのでドライで代用。

ポルチーニと、戻し汁も一緒に入れて、塩で味付け。

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これだけです。

なんてシンプル。

 

ポルチーニの香りがキッチン中に。

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スープはポルチーニの旨味が100%出て味わい深い。

パンにバターを付けて、スープに浸して食べると美味しい!

でも作り立てだからか、残念ながらジャガイモはそのままの味が強かったです。

 

スープもカレーと一緒で、一日置いた方がきっと美味しいんだろうな。

 

ということで今日のお昼にもう一度いただきます。

f:id:yukicafekitchen:20150820135706j:plainジャガイモにスープが浸みてさらにおいしかった。

 

 

そのトスカーナのシエナという街は、4年前くらいにこのドキュメンタリー映画を見て以来、ずーっと行ってみたかった街でした。

vimeo.com

 

この街の人々の、

Palio(パリオ)という旧市街のど真ん中で行われるホースレースに注ぐ情熱とか、

自分たちの地区に誇りを持って生きている姿とか。

 

なにかに所属して一員として生きる、何か大きな目標に向かって人々と結束する。

常に新しい場所・新しいことを求めてきたわたしには、長らくなかったものでした。

大学の部活動が最後かも。

 

4年越しの思いが叶った6月の旅行時は、7月2日の Palio に向け、街中が準備しているところでした。

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レースそのものは観ることはできなかったけれど、映画の中そのままの雰囲気を、公開から10年たった今も感じることができました。

 

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かわらない、っていうのも大事なこと。

そうあらためて気付かせてくれた大事な街です。

 

 

yuki