ラトビア・リガでいつも行きたいところ、2
引っ越し前とわかっているのに、、
リガではやっぱりこんなお店に行ってしまいました。
前にも紹介した RPR 他、近隣諸国のヴィンテージ陶器やグラスがたくさん。
このお店に入ると胸の高鳴りが収まりません。
奥にはヴィンテージの服や布も。
カラフルなこれらは、USSR、ソ連時代のガラス製クリスマス飾り。
わたしもリガに住んでいるときに集めていて、
最後の年のクリスマスに知人からモミの木をもらったので、実際に飾ってみました。
とぼけた顔の宇宙飛行士が一番のおきにいり。
今回は行けなかったのですが、こんなヴィンテージの食器を使って食事できるところがあります。
ISTABA(イスタバ)は、一階がラトビア人アーティストによる作品の展示や販売をするギャラリーで、二階はカジュアルなレストランになっています。
インテリアはすごく個性的で、芸術家のアトリエに来たような感覚。
多分わたしがリガでいちばん多く足を運んだレストランです。
食事もかなり美味しいのですが、毎回どんなお皿にあたるかが何より楽しみでした。
スタッフに一度、どこでこんなお皿とかカップを入手するの?と聞いたら、
オーナーの知り合いや、田舎のおばあちゃんちからもらったりするとのこと。
食器やカトラリーに長く使いこまれたあたたかさがこもっていて、
レストランの居心地をよりよくしている気がします。
友人が、コンテンポラリー音楽の録音をするから聴きおいでと言ってくれたので、
music academy のコンサートホールへ。
ピアノ、チェロ、マリンバのトリオ。
ピアノの弦を琴のようにはじいたりグラスのコップでひっかいたり。
マリンバにコインを取り付けて音をだしたり。
聞いた事がない新しい音楽でした。
リガはオペラやバレエ、コンサートなどに行きやすく、
あらゆる芸術を身近に感じることができる街でもあります。
夜はその友人宅に招待してもらいました。
軽くつまみながら、音楽を聞きながら、
会えなかった数ヶ月分の話やこれからのこと、共通の友人のこと、街や国々のこと、
話しは尽きることがありませんでした。
ヘルシンキに戻る朝、最後にまたあのカフェへ。
このタイミングでリガに戻ってこれてよかった。
もうすぐ始まる新しい場所と生活に対して持っていた不安は不思議とすーっと消え、
たくさんの勇気とわくわくをもらえた気がします。
少しづつ変わりながら、でもいつも同じ暖かさで迎えてくれる場所や人々がいるから、
リガはわたしにとってかけがえのない街です。
yuki