ヘルシンキでいちばん美味しいシナモンロール
昨日の願いもむなしく、今日も朝から雨模様。
でもどこかへ行きたい気分だったので、長らく行けてなかったあのカフェへ、
シナモンロールを食べに行きました。
ヘルシンキでの雨の日は、カフェでシナモンロールを食べてもいい日。
そう(わたしのなかで)決まっています。
フィンランド語で、 Korvapuusti(コルヴァプースティ)。
korva の意味は「耳」、形が似てるからとか。
シナモンロールは、Pulla プッラ(日本でいう菓子パンや甘いパン)のひとつ。
ちなみにケーキは Kakku(カック)、揚げドーナツは Munkki(ムンッキ)、
クッキーは Keksi(ケクシ)、タルトは Toruttu(トルットゥ)
チョコレートは Suklaa(スクラー)、、、
フィンランド人は老若男女問わず甘いものがだーーーいすき!
フィンランドは1人あたりのコーヒー消費量がかなり多いようです。
カプチーノやラテ、よりも、ドリップコーヒー専門です。
コーヒーと甘いもの、最高です。
ヘルシンキに来たばっかりのころは、あらゆるカフェでしょっちゅうコーヒーとシナモンロールを頼んでいました。
カフェで働くようになり、毎日目にするようになって、その熱も収まりましたが。
わたしにとって、Cafe Delivo はヘルシンキで一番おいしいシナモンロールを出すカフェ。
(FB: https://www.facebook.com/pages/Cafe-Delivo/121913891212883?fref=ts )
センターから少し離れた、Munkkiniemi という閑静な住宅エリアにあります。
フィンランドの有名な建築家、Alvar Aalto(アルヴァ・アアルト)の自邸とアトリエの近く。
ヤンネのアパートが昔このエリアにあり、休日の朝にはシナモンロールを焼く香りにつられ、しょっちゅう来ていました。
もちろんドリップコーヒーといっしょに。
わたしの勝手な基準では、シナモンロールには2種類あって、
ふわふわタイプと、ざくざくタイプ。
Delivo のは、後者、食べ応えがめっちゃあるタイプ。
ちょうど耳のあたりが、ざくざくして、なかはしっとりして、、
この上なくしあわせな気持ちになります。
今日は残念ながら焼きたてには当たりませんでした。
と思ったら、ああ、今まさにオーブンで焼かれている!
シナモンロールを焼く時の香りは、フィンランド人にとって一番そそられる香りに違いない。
その証拠に、焼きたてのシナモンロールたちはあっという間に売れていってしまいました。
シナモンロールに夢中になっていたとき土砂降りだった雨は、
カフェを出るときにはちょうど小振りに。
また来るね、たぶん雨の日に。
yuki